vol.74 夏の健康対策と熱中症予防
蒸し蒸しと暑い季節になってきました。気候の変化に体も反応します。
いつもより、汗をかき、体表面から水分が蒸散します。
健康的に過ごせるように、日頃から自身の健康を大切に心がけたいものです。
暑くなる夏に向け知っておきたいセルフケア。
熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
<室内では>
室内にいる時は、直射日光にあたらないため太陽の熱による暑さは、感じないもです。ですが、室内にいる時でも、熱中症対策は必要です。
- 扇風機やエアコンで室内の温度調整する、空気の流れをつくる
- カーテンを利用したりして、日差しが強く差し込むことを防ぐ
- 室内にいてもこまめな水分補給を心がける
<屋外では>
活動に伴う発汗と太陽の日差しによる暑さから体を守ることが、大切です。
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 日傘や帽子の利用通気性のよい、
- 吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
参考:厚生労働省熱中傷予防のための情報・資料サイト
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html
のどの渇きを感じなくても、こまめに水分摂取をします。
汗とともに失われる電解質を補うために、スポーツドリンク・塩分などを補給します。
スポーツや激しい作業・労働等によって起きる労作性熱中症のときは、特に体を冷やすことが大切です。めまいや顔のほてり、からだのだるさ、吐き気、頭が痛い等の症状には、注意が必要です。
セルフケアで暑さに上手に対処していきたいものです。
一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事 佐々木 純子