その先の未来へ

一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会

vol.63 ESGと健康経営

昨今、企業においてはESGの取り組みの可視化や開示が求められる
ようになってきました。

世界的にも機関投資家がESG(環境・社会・企業統治)を投資判断に
組み入れる動きが見られています。

今後は、ESGの評価基準となるものも、明瞭になっていくことと思います。

 

ESGの中でも、E(環境)に関連する取り組みは、カーボンニュートラル
をはじめとした定量的な数値目標を設定した、
各企業の取り組みが見られます。

 

 

以前から、経営視点でも従業員の健康への取り組みを
コストと捉えるのではなく、投資と捉えた、健康経営が推進されています。

人々の健康や労働慣行に関連することは、
ESGの「S」に含まれます。

 

 

出典:経済産業省ヘルスケア産業課Web資料  健康経営の推進について 加工して作成
(健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標)

 

現在、E(環境)に多くの企業が取り組む様子が見られる中、
Sに含まれる「健康」にも着目し行動されている企業が
増え始めていると感じています。

 

弊協会で担当させて頂く企業様も、ESGに積極的な取り組みと
開示をされておりIRレポートにも反映されている企業様が多くございます。

 

ダイバーシティの観点からも、女性の健康やキャリアに関連した
取り組みはESGの「G」(企業統治)にも関わります。

 

人の健康については、個人のみで取り組むことではなく
組織の健康も含め、健康リテラシーを組織全体で高めていける
機会創出と風土づくりが、様々な好循環を生むと考えます。

 

出会いました企業様の取り組みや研修担当者様のお考えを
聴きながら、実感することが多くございます。

 

これからも、女性の健康に関連したセミナーを
企業様にカスタマイズした形で実施してまいります。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

 

一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事 佐々木 純子

 

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