vol.61 日本 子どもの減少41年連続
総務省は、2022年4月1日現在における人口推計から算出した子どもの数(15歳未満人口。)を発表しました。
15歳未満の子どもの人数は、前年に比べ25万人少ない1465万人で、1982年から41年連続の減少となり、過去最少。
男女別では、男子が751万人、女子が715万人となっており、男子が女子より36万人多い数値。
子どもの数を3歳ごとに区分した次の表を見ると年齢が、低いほど少ない。
0〜2歳の区分で見ると総人口に占める割合も2.0%という結果が見られた。
日本における子どもの減少は41年連続となっている。
諸外国と比較しても日本の子どもの少なさは目立っている。
各国における子どもの割合(%)人口4,000万人以上の国
コンゴ民主共和国 48.1
インド 28.1
ベトナム 24.2
アメリカ 18.6
中国 18.6
日本 11.7
子どもの数は、前年に比べ25万人少なくなっている。
未来を担う子どもたちが、これからの社会で活きる力を身につけ活躍できることを
応援する社会環境が一層に大切になるだろうと思います。
子どもを取り巻く社会的要因にも、様々な仕組みの構築で
良き社会的な変化をきたすことへの期待が高まっていると感じます。
一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事佐々木 純子