その先の未来へ

一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会

vol.55 ダイバーシティ経営推進と組織の健康

「多様な人材の獲得・活躍の実現」が企業経営に必要な視点となっています。

多様な人材が活躍できる働きやすい職場づくりと、
時代の変化に応じた、人々の価値観や働き方の変容にも柔軟な発想で対応する
マネジメント力と経営手法が求められています。

 

ダイバーシティ&インクルージョン

ダイバーシティ経営

 

経済産業省は、ダイバーシティ経営を次のように定義しています。

 

「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、
イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」

「多様な人材」とは、性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけでなく、キャリアや経験、働き方などの多様性も含みます。「能力」には、多様な人材それぞれの持つ潜在的な能力や特性なども含みます。「イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」とは、組織内の個々の人材がその特性を活かし、生き生きと働くことのできる環境を整えることによって、自由な発想が生まれ、生産性を向上し、自社の競争力強化につながる、といった一連の流れを生み出しうる経営のことです。

引用:経済産業省ホームページダイバーシティ経営の推進について

 

 

女性をはじめとする多様な人材の活躍は、新しい発想力とそれぞれの属性の人々が
持つ課題にも着目することができ、結果的に企業にとっては、
多様化する市場ニーズやリスクへの対応力を高めることにもつながります。

 

 

 

多様な属性・多様な感性・能力・価値観・経験を持った

人材を確保して、それぞれの能力が最大限発揮できるようにする

「ダイバーシティ経営」の推進へ。

 

働きやすい職場環境の構築のために

 

ダイバーシティ推進と女性の健康・ライフに関してのポイント

1.ライフスタイルや役割の変化によって価値観や優先したいことは変わる
(子育て・介護・疾病・・理由は様々・・)

2.女性にとって不妊治療・妊娠・出産は心身の負荷がかかりやすい
(自身でコントロールできない・・キャリアビジョンなど・・)

3.子どもを持つか持たないかに関わらず様々な価値観やライフを尊重
(多様な家族形態・シングルライフ・・それらの人々にとっての働きやすさも重視)

 

 

多様な人材が活躍できる組織づくり。

人々の心身の健康に配慮しながら、働く人々の仕事とライフの充実を
企業として、組織にマッチした方法でどのように構築していくのか、
そこに
社会の期待が集まっています。

 

 

 

ダイバーシティ・女性の健康に関連したセミナーのお問い合わせを
東証1部上場企業様をはじめ、ダイバーシティ推進ご担当者様、健康経営推進ご担当者様、
サステナビリティ推進ご担当者様と企業内でも部署を超え、様々なお声がけを
頂くことが増えております。

 

企業様のお取り組みへの関心の高さを実感すると共に、
企業内でも、様々な部署を横断し連携したお取り組みなど、
様々なダイバーシティの推進を実感しております。

 

 

これからも企業様と協力し、
働く人々の健康と健康的な組織づくり、
ダイバーシティ&インクルージョンの推進に向け、
取り組んでいきたいと思います。

 

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事佐々木 純子

 

 

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