vol.57 ESGの「S」の取り組みのために
2022年がスタートしました!
みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
これからの企業活動に取り入れたい視点はESGです。
最近では、ESGについての記事をよく目にするようになりました。
E: Environment (環境)
S:Social (社会)
G:Governance(企業統治)
2021年では、ESGの中でも環境に関する意識が高まったように感じました。
「脱炭素」「カーボンニュートラル」「再生可能エネルギー」・・・
こんな言葉をよく耳にすることがありました。
一般生活者の私達も、行動に変化がありました。
物を買う時に、当たり前に貰えていたビニール袋は有料になり。。
マイボトルを持ち、水やドリンクを入れて飲む。。など
消費行動の中で、プラスチック製品の削減の為にどうしたらいいか。。
そんな取り組みや、意識が、一般化してきたのではと感じています。
このような背景がある中で、一般生活者の方々の中には、
企業がどのような環境へ配慮した取り組みをしているのか?
企業がどのような社会貢献活動をしているのか?
企業がどのように自社の従業員やステークホルダーとなる「人」を大切にしているのか?
そんなことにも注目することは、自然な時代と更になっていくと思います。
子ども達も「SDGs」について学ぶ機会が増えたことで、
社会課題への関心を日本から世界へ地球へと目を向けて考える子ども達も多いはずです。
企業にとってESGへの取り組みは、不可欠な取り組みとなります。
非財務評価となる部分へも取り組み、その可視化を図ることが大切であると考えます。
ESGの「S」の取り組みには、「人」の健康に関することやダイバーシティの取り組みも含まれます。
2022年は、これまでの取り組みに「S」の視点を含めながら、企業内で部署を横断して、
連携して、更なる企業価値向上に繋がる取り組みも目ざしたいということになります。
実際に、研修を実施するにあたり、人事・総務・コーポレートマーケティング・広報PR・ダイバーシティ・健康経営推進・産業保健・サステナビリティ推進・・・等の部門の方々と関わりながら構築していくこもあります。
このように、様々な部門の考えや、目標としていることを共有しながら、進行していくことで、
今の自社にあった、今年の目標にマッチした意味のある研修となると感じています。
企業様のご担当者様の考えをお聞きしながら、今、必要なことを。
「健康」を軸としてお伝えしていきたいと思っております。
企業様にとってESGの「S」の取り組みの可視化に繋がるように、
私たちも、知見を更に深め前進していきます。
本年も、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事 佐々木 純子