その先の未来へ

一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会

vol.38 女性の健康と健康経営

 

 

 

今、企業における健康経営への取り組みが注目されていますね。

 

令和2年3月2日付け「健康経営優良法人2020」が発表されました。
大規模法人部門に1481法人、中小規模法人部門に4723法人が、
認定されました。

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html
(経済産業省ホームページより)

(*健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です)

 

 

「健康経営」とは、従業員等の健康とその健康保持増進を図ることを経営的な視点で捉え、企業の生産性向上を目指す経営手法のことです。

 

例えば、従業員の健康増進に取り組むことや産業保健機能の充実に係る支出をコストと捉えるのではなく、経営的な投資と捉え、人と組織の健康基盤を
作る仕組みを経営視点で取り入れていくということです。

今後、働く人の健康保持に関しては、従業員各個人において食生活・運動習
慣などの健康保持に気を配ることをはじめ、企業としても従業員自身が健康
意識を持てる機会の提供をするなど、企業全体でのヘルスリテラシーを向上
させていくことが必要といえます。

 

 

健康経営を推進する企業にとってのメリットは?
期待される効果として例えば・・

 

1 生産性 経営・・従業員の健康と職場全体の生産性向上 経営基盤の構築
2 リスクマネジメント・・労働災害 メンタルヘルス 等のリスク低減
3 ブランディング・・従業員の採用 定着 お客様を含む社会的な信頼 

 

従業員の健康保持増進と経営業績
さらなる企業価値向上への好循環を創る

 

働く従業員の健康保持増進への施作を自社にマッチした
取り組みやすい方法で、導入していくことが望ましいです。

 

健康経営推進のポイントとして

1 スモールステップでの取り組みでスタートし取り組みに対しての
PDCAチェック(取り組みの評価と改善継続)
2 従業員とその家族の健康も含むアプローチができるとさらによい
3 女性の健康に関連する社会課題への対策

 

 

 

働く女性の健康に関してこのようなデータがあります。
婦人科疾患を抱える女性の年間の医療費支出と生産性損失の合計は、
医療費1.42兆円+生産性損失4.95兆円=6.37兆円になると。
こういった背景からも、女性が健康的に仕事を続けていくためにも女性ご自身のヘルスリテラシーの向上と
一般的に起こり得る女性の健康課題について職場内で情報として知る機会を作ることが、大事になってきます。

 

 

大規模法人、中小規模法人ともに
ワークライフバランス、メンタルヘルス、
長時間労働、ヘルスリテラシーの向上、管理職への教育の機会、
病気の治療と両立支援、生活習慣病の予防対策、感染予防、
女性の健康保持増進等への取り組み対策が必要となってきます。

 


人事担当者の負担。
健康経営推進部門があればいいが。。

 

健康経営推進部門がある企業ばかりではなく、
人事担当者、総務担当者が兼務しているということも多く。
専属の担当者もまだ選任しておらず、
健康経営に取り組みたいと思うが、どうやって始めたらいいか。。
とういう企業や経営者の方にも出会います。

 

まず、何から始めるか、どう進めていくといいか、
現状の課題の抽出をして、健康経営推進計画を立て取り組んでいく。
そういった何から始めるといいかというところから、
相談できるのが、健康経営エキスパートアドバイザーです。

 

そして、助産師は女性の生涯の健康に寄り添う専門家です。
健康的な働きやすい職場づくりのためにも、是非、私たちをご活用ください。

 

『健康』をキーとした経営スタイルが
これからはもっと広がっていくと思います。

 

 

健康経営に関する情報は別ホームページにもございます。
宜しければ、ご覧くださいませ。

佐々木 純子 WEBサイト https://ee-vf.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

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