vol.29 Working Innovation
<Working Innovation セミナー>
働き方改革がスタートして、
それにより、今起こっている課題。
対策をもとに各企業様それぞれに新しい取り組みを
されていることが見受けられます。
そして、
『人材の獲得』と『人材の流出』、『若手従業員の早期離職』。
採用課題は、多くの企業で抱えている課題です。
その採用課題を“健康視点“からアプローチする。
昨今の時代背景についてお伝えいたしました。
健康的なオフィスづくりのリーディングカンパニー様で
経営層の方々へお伝えさせていただきました。
採用・定着の好循環を作るポイント。
それは、“健康“を視点として
取り組んでみる。
健康視点からアプローチすることは、
人材採用においても有効であるということは、
すでにわかっています。
なぜ健康視点で取り組むことが、大切なのか
本日のプログラムは次の3つです。
1 人手不足と日本が抱える構造的課題
2 健康を鍵として採用定着の好循環へ
3 健康を視点とした人材獲得アプローチ
厚生労働省による調査。
(新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内の離職の推移)
新卒大卒者の離職率です。
事業所規模別の就職後3年以内の離職率を表しています。
事業所規模
5〜 29人で離職率は49.3パーセント。
100〜499人で、31.9パーセント。
1,000人以上で、24.2パーセントです。
このように
29人以下の事業所では、
3年以内に新規大卒採用者の約半数が離職している現状があるわけです。
折角採用したのに離職してしまうということは、
労働力不足の切実な課題になりますよね。
経済産業省の調査。「就活生及び就職を控えた学生を持つ親に対して、
健康経営の認知度や就職先に望む条件」についてのアンケートから。
(平成30年7月経済産業省ヘルスケア産業課 健康経営の推進についてWEB資料より)
なんと、その結果のトップは、
「従業員の健康や働き方に配慮している」でした。
就活生やその親ともに高い回答でありました。
今の学生は、健康や働き方を重視している
傾向にあるということが言えそうですね。
一般社団法人日本ホスピタルクリエーション協会
代表理事 佐々木 純子